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英検要約問題の語数幅明記について

 2024年度第1回英検より、ライティング問題に、新たに要約問題が加わりました。2025年度第1回から、この要約問題に、ちょっとした変更があります。

 

 それは、「語数」です(準2級プラス~1級)。

 今までは、問題指示文の中に、語数の目安(Suggested length: oo~oo words)と表記されていましたが、今後は、Summarize it between oo~oo wordsのように、語数幅が明記されます。これにより、語数に満たない・あるいは超過した場合、いくらかの減点になるのではないかと思われます。

 要約問題は、各パラグラフの内容を過不足なくまとめれば、自然に語数に収まるようにできていますが、語数幅が明記されたことにより、1~2語の不足・超過にも気を付けなくてはなりません。

 

 受験者の中には、数え方が今ひとつわからないという人もいますので、自分の書いたものを添削してもらう際に、確認してみるといいですね。今まで見てきた中では、コンマを1語と数えたり、home workやthere foreと書いて2語(正しくはhomework, therefore)、everydayと書いて1語(毎日という意味ではevery dayで2語になる)など、色々な間違いがありました。細かいようですが、これらが積み重なると、気付かないうちに語数超過・不足になる可能性があります。

 

 昨年発売された新問題対応の英検問題集には、当然ですが、この変更については書かれていませんし、英検ホームページもよく見ないとわかりません。受験者の皆さんは十分気をつけて下さい。

 なお、3級・準2級の新問題は、要約ではないので変更はありません。

 

 大希学院では、英検対策を行っています。リモート指導も可能ですので、お気軽にお問い合わせ下さい。