リスニングは、非常にバラエティーに富んだ問題形式になっていました。
会話や絵を見て答える一般的なリスニング問題の他、会話を聞いてプライスリストを埋めたり、大学の講義のような話を聞いて、メモの空欄を埋めていく問題などがありました。
後半の難しめの問題は1回聞きなので、聞いて、メモを取り、要領よく答えるという一連の作業をリズムよくやらなければいけません。聞き逃すと本当にダメージが大きいです。
今回の大学講義問題は、比較的ゆっくりはっきり言ってくれてましたが、やはり1回聞きの難しさはありましたよね。
さて、ネット上でも話題になっていた最終問題。4人が電子レシートについて、意見を交わすものでしたが、これは、わからないです!
試行調査や模試では、司会者が入っての質疑応答のような形になっていて、誰がしゃべっているのか、はっきりわかりました。が、今回の問題では、4人が普通に会話をしていて、特に男性2人は、途中でどっちがどっちだかわからなくなってしまいました。
さて、この問題の設問は「レシートのデジタル化に賛成なのは何人か?」
一貫してデジタル化に賛成なのはケイト、男性2人は紙レシート。そして、ヤスコはどちらでもない、ということで、正解は1人。
なんですけど、
ルーク Anyway, paper receipts are safer. And more people would rather have them.
ヤスコ I don't know what to think, Luke. You could request a paper receipt, I guess.
ヤスコは文字通り「私はどう考えるべきかわからない」ということで、中立なんでしょうけど、ルークに対して言っているセリフと考えると、流れ的に「ルークの意見をどう考えるべきかわからない」と言っているように聞こえます(私にはそう聞こえました)。
この問題は、2人と答えた人も正解なのでは…?そもそも、判断に困ってしまうリスニング問題って…受験生の気持ちを考えると…
ところで、英検もTOEICも、話し手が3人までの会話はありますが、4人ってあるのでしょうか?
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